MacBook Airで外部HDDにWin10インストール
MacのPCには、内部ストレージにWindowsをインストールできるような機能があります*1
ところが、ボクみたいなケチってストレージ容量の小さいMacPCを買ってしまうと、内部容量が足りず、インストールできません。
そこで、MacBook Airから、Bootcampなしで、外部HDDにWindows10を起動できるようにします。
もし、やる場合は自己責任で!!
疲れました・・・。
用意するもの
- Windows8.1 インストールCD プロダクトキー
- Windows10 isoファイルをダウンロードしておく
- 消してもいい16GB以上のUSBドライブ*2
- 外部HDD*3
- 勇気と根性
Windows10の2015年秋アップデートで、Win8かWin7のプロダクトキーでもアクティベーションできるようになりました。素敵!!
やり方
USBにWin10のインストールに必要なファイルをつくる
USBメモリを挿す
[BootCampアシスタント]を起動する*4
[続ける]を押す
[Windows7またはそれ以降のバージョンのインストールディスクを作成][最新のWindowsサポートソフトウェアをAppleからダウンロード]にチェックを入れる
Windows10のISOファイルを選択する
消してもいいUSBメディアを選択する
USBのデータが消える警告がでるので[続ける]を押す
しばらくすると、USBにWin10用のインストールメディアが作られる
HDDにWin10を準備
USBメモリを挿して再起動する
起動音のデーンが鳴ったらOptionキーを押し続ける
ドライブ選択画面がでるので、USBのWindowsを選択してEnterを押す
インストール画面がでたら、ShiftF10キーを押してコマンドプロンプトを開く
HDDを挿す
入力する
diskpart
list disk
HDDがどれなのか、容量で判断する
ディスク2がHDDだったとして、
select disk 2
もう一度確認のため、
list disk
を入力。ディスク2の左に※がついていて、そのディスク2の容量が2TBくらいなことを確認する。ここを間違えると、Mac側のデータが吹っ飛ぶので慎重に!!!
本当にHDDなのか確認したら、
clean
を入力。文字からして、危険なコマンドなので本当に確認してくださいよ!!!
入力
convert gpt create partition efi size=256 format fs=fat32 quick label="EFI" assign letter=S
ここから先はパーティション*5を好きなように組む。ここでは例として、
- ntfs形式のWindows専用の領域*6:約1280GB
- MacとWindowsが両方書き込みできるexfat形式でWindowsでいうところのDドライブ領域:約400GB
- その他の領域をすべてMac用のTimeMachine用:約200GB
をつくることにする。
create partition primary size= 1280000 format fs=ntfs quick label = "Windows" assign letter=I
Windows領域となるものにはassignコマンドを使用すること
create partition primary size= 256000 format fs=exfat quick label="Share"
TimeMachine用パーティションは後々Mac上のディスクユーティリティで作ります
入力
list volume exit
で確認して終わります。
Windows(ドライブI)にWindowsイメージを展開
cd X:\Windows\System32 dism /get-wiminfo /wimfile:C:\sources\Install.wim
Indexによって、インストールするWindowsがHomeかProか違います。今回はHomeをインストールするので、
dism /apply-image /imagefile:C:\sources\Install.wim /index:2 /applydir:I:\
終わったら
bcdboot i:\Windows /l ja-jp /s s: /f UEFI exit
して、インストール画面に戻ったら×ボタンを押してシャットダウン
HDDにWin10インストール
USBを引っこ抜いて、HDDのみ繋がっている状態にする
例のOption起動
EFI Bootを選択
何回か再起動するので、そのまま待つ
Macが起動するようなら、Option起動でWindowsに切り替える
あとは画面の指示に従ってインストール
Windows10側
- USB内にあるBootcamp用ドライバをインストール*7
- Realtekオーディオで止まる場合はこちら
- もう一度再起動
- インターネットにつないで設定からライセンス認証
- Win8.1のプロダクトキーを入力
キーボードからの入力がおかしいときは、日本語レイアウトでない可能性があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
にある
LayerDriver JPNをkbd106.dll
OverrideKeyboardIdentifierをPCAT_106KEY
OverrideKeyboardSubtypeを2
OverrideKeyboardTypeを7
に設定する。